月探査衛星『かぐや』

月探査衛星『かぐや』はアメリカのアポロ計画が1972年の「アポロ17号」を最後に終了したのち、もっぱらスペースシャトルによる宇宙ステーション建設と宇宙での実験に目が行ってきました。
ここにきて再び本格的な月の探査計画が日本やアメリカ、中国を初めとして各国で計画されていますが、世界に先駆けて日本が打ち上げた月探査衛星の名前です。
『かくや』とは、もちろん日本が世界に誇るあのSF文学「かぐや姫」から名づけられました。『かぐや』には2つの子衛星が搭載されていますが、名前は「おきな」と「おうな」でかぐや姫を育ててくれた老夫婦2人の名前です。
物語ではかぐや姫と二人は別れ別れになってしまいますが、月探査衛星の『かぐや』は育ててくれた「おきな」と「おうな」と一緒に月を探査しています。
もちろん、ただ一緒にいる訳でなく、『かぐや』が月の裏側に入って電波が途切れて地球との交信出来なくなった時の中継基地としての大事な役割があります。
それにしても、世界最古のSF小説の主人公達が最先端の技術のシンボルになって月探査に活躍しているとは面白いですね

スポンサード リンク

  

スポンサード リンク

  

月探査衛星『かぐや』の映像

月探査衛星『かぐや』にはNHKが開発した宇宙用ハイビジョンカメラが搭載されて、このカメラで月の表面の観測を行いますが、このハイビジョンカメラで撮影した[地球の出]と[地球の入り]は、さすがデジタルのハイビジョンカメラで撮っただけのことのある映像でした。
これをハイビジョンテレビで見たならもっと素晴らしい画面だったとおもいました。
以前、望遠鏡で眺めた月の映像もそれなりに感動しましたが、月探査衛星『かぐや』で見た映像は月から見た地球だけに感動でした。
月は地球の0.27倍、という事は約1/4の大きさです。 という事は、我々が月から[地球の出]と[地球の入り]を見るとしたら、地球は月の4倍の大きさですから、我々が地球で見る[月の出]の4倍大きい[地球の出]が見れるということになります。
 それでなくても、地球は青い海、緑や茶色の陸地、そして白い雲、色取り取りでさぞかし綺麗で、感動するだろうと思います。
月球人がいたら、地球人よりもっと詩人になっていたでしょうし、我々が月にいくより早く地球を訪れていたのでないでしょうか。

月探査衛星『かぐや』の仕事

月探査衛星『かぐや』の仕事は、[地球の出]や[地球の入り]をハイビジョンカメラで撮影することだけではありません。
まず第1は、月はどうやって誕生したのか。地球に対する月の大きさがあまりにも大きく、火星、木星、土星など地球以外の惑星と衛星の関係とはまったく違った誕生ではないかと言われ、今まで地球と同じ時期に出来た説、 たまたま地球のそばを通り、地球の引力に引かれて衛星になった説、これ等の説では上手く説明できなく、変わって登場したのが「ジャイアントインパクト説」で火星と同じくらいの大きさの星が地球の端に当ってその衝撃で宇宙に飛び出した物質が再結集した物が月になった、という説です。
第2には、なぜ月は地球にいつも同じ面を見せているのか、という事です。
これも月の中にある重心が地球のほうに偏っていて、地球の引力で引っ張られていつも同じ面を向けている、という説があります。
これ等の解明のための探査が月探査衛星『かぐや』の主な仕事です。

スポンサード リンク

  

Copyright © 2008 かぐや(月探査衛星)の魅力

【プライバシーポリシー】当サイトは、サイト内の広告利用状況の集計のために、クッキー、ウェブ・ビーコンといった
汎用技術を用いています。取得したホスト情報などは広告利用状況の集計にのみ利用することをお約束いたします。